!!!どうしてバイク? !!乗るようになったきっかけ 私が通っていた大学はある地方都市にキャンパスがある私立大学でした。その学部が設立されてまもなくで、自分達は3期生でした。土地が安かった、という理由だったのでしょうか、大学があったのは山の上。街からは凄く離れていて、半径2kmには民家が無かったような場所です。現在は造成が進んで、物凄い事になっていますけどね。大学から5kmほど離れた場所にアパートを借りて独り暮らしを始めました。それの少し前に4輪の免許は取得していましたが、4輪自体は買える筈もありません。チャリ通です。 通い始めの1日目の事です。山の上にある校舎を目指して死ぬ思いでチャリを漕いでいる横を原付のスクーターが涼しい顔したまま抜いていきます。「俺も原チャ欲しい」 ええ、1週間して自転車屋に見に行きましたよ。ちょうど在庫になっていた新車を安くしてくれるというので契約。少しして納車されて初めての通学。びーっていう音を立てながら山の上にある校舎を目指してちんたら(その時は物凄いスピードに感じてましたけど)走っている横を400ccのバイクに乗ったヤツが抜いていきます。「俺も==中麺==中免欲しい」 ええ、その日の授業が終わったら中免の為の計画立てましたよ。冬休みにアイス作るバイトすれば免許は楽勝。バイク自体は中古なら何とかなる。うん、2期生になったらバイク通学♪ いや、あの大学があった方面、関東でも有数のツーリングポイントが近いんですよね。いや、走り屋ポイントというべきか。同期の連中にもバイク好きが多かったので一緒にそっち方面に連れて行ってもらってた。そんな事してればバイクにハマるのには時間は掛からないという事ですよ。 !!限定解除 学業そこそこでアルバイトばかり。より条件のいいアルバイトを。ステーキ屋、ポテチ工場、再びアイス工場、最終的には深夜GS。ポテチ工場で一緒になった同じ大学の違う学部の先輩(N氏としておきます)。この人は既に大型にのっている人で、ポテチ工場にも素人が圧倒されるような大きなバイクで通勤してた。すげえな〜 休憩中に何度か話をしたが、その中で前出の深夜GSのアルバイトを紹介してくれた。早速そっちにも顔を出すと、バイトの人たちは同じ大学で、全て限定解除してる人ばかり。すげえな〜 そこで働き出して色々バイクの話題を話していると、どうやら大型バイクの中古はえらく安いらしい。人気のある400ccのレーサーレプリカ(今聞くと笑っちゃう言葉)などの方が全然安い。限定解除自体も話に出るほど難しくはないらしい。これは試験を受けなければ。 細かい経緯は省略(今は免許制度が変わっているのでオッサンの自慢込みの昔話と思われるとイヤなので)するけど、毎日免許センターに通って7回で合格。なんだ、俺でも取れるんだね〜。その前までは免許書の裏に押してある限定解除のハンコが物凄く眩しく見えたものだが、いざ自分で取ってしまうとなんだかなー、と言うのが正直な感想。「手にした瞬間、輝きを失う」というのを感じた一件であったのであります。 {{category 2輪}} {{category 書きかけ}}